

あと3時間でマドンナのナイトスラローム
あと3時間後、午後5時45分からにマドンナ・ディ・カンピリオのナイトスラロームが始まります。
日本チームは午後1時からトレーニング。気温はかなり高めですがトレーニングバーンはカチンカチンのアイスバーンでした。
ただ、レースコースは太陽に照らされるため緩んでおり、条件はあまり良さそうではありません。36番スタートの湯浅直樹、62番スタートの成田秀将にとっては、1本目我慢のレースとなるでしょう。
リフト乗り場からトレーニングバーンに向かう成田秀将の後ろから撮影した映像です。


小山陽平 18歳でワールドカップにデビュー
本日行なわれるワールドカップ男子GS第4戦の舞台は、難コースとして名高いアルタ・バディア。この厳しい舞台にふたりの日本選手が挑みます。65番目に成田秀将が、そして68番目に小山陽平がスタート。ともにこのコースを滑るのは初めてのことですが、とくに小山にとってはワールドカップ自体が初めての経験です。それどころか、先日のスラローム2連戦がヨーロッパカップのデビュー戦でもありました。つまり、短期間のうちに2段階もステップアップするわけで、彼に対するチームの期待の大きさがうかがわれます。
現時点で、ワールドカップのトップとは、実力的に大きな差があるのはわかりきっていること。ヨーロッパカップの2レースは、ともにスタート直後にポールをまたぐという失敗をしてしまいましたが、まだ18歳の高校3年生。今の彼には失うものは何もありません。
結果はともかく、アルタ・バディアの難コースでどんな滑りができるのか、若者らしい思い切ったパフォーマンスを期待したいと思います。


リンジー・ヴォン、右腕骨折から驚異的スピードで回復中
現在女子のワールドカップはレイク・ルイーズ(カナダ)で高速系の2レースを開催中です。レイク・ルイーズといえば、リンジー・ヴォン(アメリカ)の独壇場で、彼女は過去にここで18回の優勝(ダウンヒル14勝、スーパーG4勝)と2位6回、3位1回とすさまじい強さを発揮しています。ところが今季は、2周間前に右腕を骨折したため、大好きなこのコースでのレースを欠場。それでも骨折1週間後には早くもダンベルを使ったトレーニングを始め、現在ではこのようにチューブで補助しながら懸垂まで行っているようです。 レースへの復帰は早ければ1月。インゲマル・ステンマルクが持つワールドカップ最多勝記録86まであと10勝に迫っているヴォン。今シーズン中に77勝目は達成できるのでしょうか? https://www.instagram.com/p/BNcqy0IhccX/?taken-by=lindseyvonn さて、そのリンジー・ヴォンが不在のレイク・ルイーズ。昨日行なわれたダウンヒル第1戦は、予想外の展開となりました。優勝はイルカ・ストゥーヘッツ(スロヴェニア)、2位ソフィア・ゴッ