

大接戦となった男女ダウンヒル最終戦
2017/18シーズンのワールドカップ最終戦の舞台はオーレ。スウェーデンの首都ストックホルムからさらに北へ約600kmという極北の地で、来年には世界選手権も行なわれるスキー場です。今季の最終戦は、その世界選手権のテストイベントとしての役割もあります。
レース初日の今日は、男女のダウンヒルが行なわれました。ただしコース上部の悪天候のためにスタート位置が大幅に下げられ、男子は1分20秒、女子に至っては55秒という所要タイム。選手の間では“ミッキーマウス・ダウンヒル”と呼ばれる短縮コースでのレースとなりました。 リンジー・ヴォン(アメリカ) 女子は、リンジー・ヴォン(アメリカ)が優勝。今季5勝目(DH4+SG1)で通算では82勝目。インゲマル・ステンマルクの持つワールドカップ最多勝利記録86まであと4勝に迫りました。
「ステンマルクの国、スウェーデンで、彼の偉大な記録に挑むというのはとてもエキサイティングなこと。彼の記録を破ることが、私のキャリアにおいての最後の目標となると思う」
今季はワールドカップよりもオリンピックの金メダル獲得を目指してき