

FIS ジャーナリスト・アワード
賞とかメダルとは、まったく無縁に生きてきた私が、 国際スキー連盟(FIS)から2017/18シーズンのFISジャーナリスト・アワードを受けることになりました。アルペン競技に限らずスキー全般の報道に携わる人間の中から、毎年1~2名が選ばれるアワード、今年は㈱アフロ代表の青木紘二さんとともに私の名前があがったようです。日本人としては2012年の志賀仁郎さん(故人)、薬師洋行さんに続く3、4人目の受賞となります。 過去の受賞者の顔ぶれから推測するに、これまでの功績を称える功労賞という意味合いが強いFISジャーナリストアワードですが、私自身はただアルペンスキーの周辺を右往左往していただけで、とてもそれに値するとは思えません。
たとえば青木さんは、ご自身がスポーツ写真家であると同時に日本でもっとも有名なフォトエージェンシーを興した方。テレビなどで「アフロ」というクレジット表示はすっかりおなじみとなりました。
受賞者リストには、他にも各国の有名なテレビコメンテーターやジャーナリスト、スキー写真の巨匠たちの名前が並び、そこに私が連なることには強い違和感を抱


リゼロー、ウォーレー、ロッカ。今週末は外国人レーサーの来日ラッシュ
今週末、野沢温泉にはフランスからふたりのワールドカップ・レーサーがやってくる。ジュリアン・リゼローとテッサ・ウォーレーだ。ともに長いキャリアを持つベテランで、リゼローはワールドカップ通算3勝のスラローマー、ウォーレーはワールドカップ12勝のGSスペシャリストだ。
ふたりとも、レーシングキャンプのゲストとしての来日。週末2日間、日本のスキーヤーと交流し、ワールドカップ直送の貴重なエッセンスを伝えてくれることだろう。
サロモンのレーシングキャンプにやってくるリゼロー。オーレ(スウェーデン)で行なわれたワールドカップ最終戦のときにも
「日本は大好きなんだ。友達もたくさんいるし、2年前のワールドカップ苗場大会でもとても楽しい経験をした。だからもう一度日本に行くチャンスはないかと思っていたら、日本のサロモンからオファーがあった。断る理由なんかないよね。今からとても楽しみにしているんだ」と語ってくれた。
「教えることも好きだよ。とくに子どもたちに自分の経験を伝えることは楽しい。地元(ラ・プラーニュ)のスキークラブでもキャンプをしたり、パラレル・レースを