October 27, 2019

2年連続の悪天候中止の後、3年ぶりに行なわれたセルデンの男子GS開幕戦。やや風は強いものの、きれいに晴れ上がった青空のもと、レースは緊迫の展開で進みました。


1本目のベストタイムは、3年前のこのレースでも優勝しているアレクシー・パントュロー(フランス)。優勝候補の筆頭に挙げられていましたが、そうした評価にふさわしく、ほとんどミスのない安定した滑り。選手たちがよく使う表現を借りれば“ソリッド(solid)”な滑りでした。100分の2秒差でチームメイトのマチュー・フェイブラが続き、3位はスイスの新鋭マルコ・オーダーマットが0秒33差。も...

December 9, 2018

 前日の夕方から降り始めた雪は、明け方にかけて激しさを増し、さらに強風も吹き荒れる悪コンディション。本来のスタートハウスは、夜中のうちに吹き飛ばされてしまったため、レースはスタート位置を下げて行なわれました。レース前のアップもフリースキーのみ。視界はそれほど悪くはないものの、白くぼやけたフラットな光線のために、雪面の様子をつかみにくい状況でした、少しでも見やすようにと、昼間にもかかわらず照明を灯してのレースです。


 結果的には改めてマルセル・ヒルシャー(オーストリア)の強さを思い知らされる展開でした。1本目1番スタートのヒルシャーの...

October 15, 2018

2018/19シーズンのアルペンスキーワールドカップの開幕まであと10日あまりとなりました。
10月15日付けで、全日本スキー連盟からセルデン(オーストリア)で行なわれる男女ジャイアント・スラローム第1戦に出場する日本選手が発表されました。以下の7名が出場します。

10月27日(土)女子ジャイアント・スラローム第1戦
安藤麻(東洋大学4年)
石川晴菜(木島病院)
向川桜子(秋田ゼロックス)
荒井美桜(サンミリオン)
10月28日(日)男子ジャイアント・スラローム第1戦
成田秀将(カワサキフィールドSC)
新賢範(ブレイン)
若月隼...

December 26, 2017



 第96回全日本スキー選手権大会アルペン競技会が、今日から始まりました。懸念された爆弾低気圧の影響も、ここ国設阿寒湖畔スキー場にはほぼ関係なく、国内大会としては最高レベルのコースでスリリングなレースが展開されました。
 

 ナショナルチームのコーチが中心となリ、各地域のコーチも総出で作り上げた大会コースは、前日の雨&湿雪にも関わらず、素晴らしいコンディションを保ち、加えてこの日の冷え込みもあって硬く氷結。最後までほとんど荒れることのないフェアなレースとなりました。
ここで優勝した選手が平昌五輪の代表選手候補に推薦される(現時点での...

December 9, 2017

ヴァル・ディゼールの男子ジャイアント・スラローム第2戦は、非常に厳しいレースでした。地形的にもワールドカップ有数の難しさ。加えて極端に硬くするコース作り。さらに昨日からの降雪で場所によって変化するコースコンディション。そして何より地形の難しさを利用したテクニカルなコースセット。これらの難題がすべてが束になって選手に襲いかかるのですから、たまりません。おそらく、このコースを気持ちよく滑った選手は、ひとりもいなかったのではないでしょうか。ラインを外しそうになり、バランスを崩しそうになりながら、何とかスキーをコントロールし、ゴールするのが...

November 20, 2017

  例年、シーズンの締めくくりとして3月に行われている全日本スキー選手権大会が、今季は12月末に前倒し開催される。この大会が平昌五輪の代表選考会を兼ねることになったからだ。従来、アルペン競技ではワールドカップ及びヨーロッパカップでの成績を基準に、五輪代表選手が選ばれてきた。平昌五輪に関しても、もともとは「直近2シーズンの間にワールドカップ及び世界選手権で8位以内1回、もしくは20位以内2回」が選考基準だった。だがこの夏、全日本スキー連盟(SAJ)は、全日本スキー選手権の男女ジャイアント・スラロームとスラロームのそれぞれの勝者に平昌五...

November 8, 2017

 もう先週のことになりますが、ボーディ・ミラー(アメリカ)がアルペンレースから引退することを正式に発表しました。最後にワールドカップに出場したのは2014年の3月(レンツェルハイデのGS最終戦で2本目途中棄権)に遡ります。2015年は、ビーヴァー・クリーク世界選手権のスーパーGにだけ出場し、第2中間計時まで圧倒的なベストタイムで驀進。しかし中間すぎのジャンプで転倒して膝蓋腱を断裂するという衝撃的なアクシデント。これを最後に公式のレースの場に現れることはありませんでした。

 したがって、実質的にはこの3シーズン、ワールドカップに彼の姿は...

November 2, 2017

吹き荒れる風雪のため、残念ながらキャンセルとなってしまった男子GS開幕戦。前日から嵐の襲来が予想され、その通り夜半から大荒れとなったセルデンのレッテンバッハ氷河ですから、選手や観客の安全を考えれば、中止の判断も仕方がなかったといえるでしょう。

中止が決まったのが午前6時45分。レース開始予定時刻は10時だったので、その3時間以上も前に早々と決定されました。したがって多くの関係者は氷河まで上がらず、山に向かう車のなかや宿舎でそれを知ることができました。無駄なエネルギーを使わずにすんだという意味では、素早くかつ正しい判断だったわけです。通...

October 29, 2017

2017/18シーズン最初のレース、女子GS第1戦はセルデンのレッテンバッハ氷河で行なわれた。強風のためにスタート地点を下げての競技開始。上部のフラットな区間がカットされ、正規のスケールよりも標高差にして80m、タイムにして約10秒短いコースで行なわれた。

そんな影響もあったのだろうか、優勝はヴィクトリア・レーベンスブルク(ドイツ)2位にテッサ・ウォーレー(フランス)、3位マニュエラ・メルク(イタリア)と、表彰台の3席はいずれもベテラン選手。昨シーズンはまだ20歳だったマルタ・バッシーノ(イタリア)が3位に入るなど、若い選手が上位を独...

July 31, 2017

石川晴菜選手のショートインタビューです。彼女は昨シーズン、22歳でワールドカップにデビュー。セルデンのGS開幕戦、センメリングでの第4戦、第5戦とGS3レースに出場しました。いずれも2本目に進むことができず、世界の壁の厚さを痛感する結果となりましたが、得ることの多いシーズンだったと振り返ります。現在のFISポイントランキングはGSで61位、スラローム101位。2006年のトリノ五輪以来、2大会連続で誰もオリンピックに出場していない日本女子チームですが、石川選手は、そんな日本復活の鍵を握る選手のひとりといえるでしょう。

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