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HEAD Worldcup Rebelsの記者会見

いよいよ女子ジャイアント・スラローム第1戦が明日に迫ってきました。今日、金曜日は大会コースを使った公式トレーニングが行なわれます。山は晴れていてきっときれいでしょうが、残念ながら上ることができません。昨日、今日とプレス関係のイベントが目白押しで、コースに上る時間がとれないからです。

昨日は、HEADチーム(別名ワールドカップ・レベルズ)、ヘンリック・クリストファーセン(ノルウェー)、そしてティナ・マゼ(スロヴェニア)の記者会見が行なわれました。

まず午後3時半からはHEADチーム(HEAD WORLDCUP REBELS)の会見がスタート。会場はメディアセンターやレースオフィスが設けられているビルの最上階で、いわば大会本部がある場所です。ここで行なわれるメーカーのイベントはHEADのみ。出席する選手の数も、取材陣の数の他を圧倒しています。 MCは元ワールドカップ・レーサー、ダウンヒルやスーパーGで活躍したマルコ・ビュッヘル(リヒテンシュタイン)が務め、HEADのCEOヨハン・エリアッシュのインタビューから始まりました。

昨シーズンの総括と今季への期待を語ったヨハン・エリアシュCEO

「去年は主力選手の怪我が続出してとても残念だった。半分に戦力が減った。今シーズンはクリスタルグローブを取るこはもちろんだが、世界選手権も大きな目標。14個が過去最高だから、最低でも15個は取りたい。選手からのフィードバックが約に立って素晴らしい仕上がりとなっている。私も早く雪の上で試してみたい。 ボーディ・ミラーとの訴訟は非常に残念に思っている。彼とは長い間の信頼関係があったと信じていたので。現状、新しく説明するようなことはない」

続いてレーシング・ディレクターのライナー・ザルツゲーバーが、チームの現状と期待を語り、選手たちの登場となりました。 今回参加したのは、女子がアンナ・ファイト(オーストリア:旧姓フェニンガー)、ララ・グート(スイス)ら6人、男子がアクセル・ルンド・スヴィンダール(ノルウェー)、テッド・リガティ(アメリカ)、アレクシー・パントゥロー(フランス)ら9人。ワールドカップのメーカー別ランキングで首位を独走するブランドらしく豪華メンバーだ。以下何人かのインタビューをダイジェストで。

アンナ・フェニンガー(2013/14&2014/15シーズン総合優勝) 完全な調子に戻すためにはまだ時間が必要。今シーズンのタイトル奪還は難しいと思う。焦らず、しっかりと準備をしてからレースに復帰したい。いつとは、まだはっきり言えないが世界選手権には照準を合わせている。

ララ・グート(スイス)2015/16シーズン総合優勝 調子は日に日に良くなっている。このままの勢いで明後日までにさらに上げていきたい。 昨シーズンは良いシーズンだった。 今年は男子の技術から学び、よりパワフルに、アグレッシブに、ダイレクトに滑りたい。

テッド・リガティ(アメリカ)GS種目別優勝5回 昨シーズンのGS開幕戦優勝 怪我からの回復は順調だが、レーススピードでどうなのかはまだわからない。 何%? 数字で表現するのはむずかしい。 昨シーズンの後半は、テレビでワールドカップを観戦するという新しい経験をした。 最初のうちは新鮮だったが、すぐに飽きた。 見るのも楽しが、やっぱり自分が出るものだ。 今季はそれがモチベーションとなるだろう。

アクセル・ルンド・スヴィンダール(ノルウェー)ワールドカップ総合優勝2回 通算32勝 膝の状態はまだ完全ではない。もともと開幕戦には間に合わないと思っていたから、焦りはない。 夏は南米で良いトレーニングができたが、そのときもコースの途中からスタートして、あまり負荷はかけないようにしていた。11月末のレイク・ルイーズからワールドカップに戻れるように、しっかり調整したい。


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