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リンジー・ヴォン、右腕骨折から驚異的スピードで回復中

現在女子のワールドカップはレイク・ルイーズ(カナダ)で高速系の2レースを開催中です。レイク・ルイーズといえば、リンジー・ヴォン(アメリカ)の独壇場で、彼女は過去にここで18回の優勝(ダウンヒル14勝、スーパーG4勝)と2位6回、3位1回とすさまじい強さを発揮しています。ところが今季は、2周間前に右腕を骨折したため、大好きなこのコースでのレースを欠場。それでも骨折1週間後には早くもダンベルを使ったトレーニングを始め、現在ではこのようにチューブで補助しながら懸垂まで行っているようです。


レースへの復帰は早ければ1月。インゲマル・ステンマルクが持つワールドカップ最多勝記録86まであと10勝に迫っているヴォン。今シーズン中に77勝目は達成できるのでしょうか?

さて、そのリンジー・ヴォンが不在のレイク・ルイーズ。昨日行なわれたダウンヒル第1戦は、予想外の展開となりました。優勝はイルカ・ストゥーヘッツ(スロヴェニア)、2位ソフィア・ゴッジャ、3位カイサ・クリン(スウェーデン)の順。大本命のララ・グート(スイス)は表彰台から押し出され4位でした。

優勝したイルカ・ストゥーヘッツはマリボール生まれの26歳。ジュニア世界選手権のダウンヒルとスラロームで優勝した経験を持っていますが、ワールドカップ・レベルではそれほど注目される存在ではありませんでした。この日のレース前の段階ではランキング22位。彼女にとって初の表彰台がいきなり優勝という、本人もびっくりの快挙です。




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