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ユニバーシアード女子GSで安藤麻が優勝

アルマトイ(カザフスタン)で開催中の冬季ユニバーシアード大会。ユニバーシアードとは、国際大学スポーツ連盟(FISU)が主催する大学生を対象にした国際総合競技大会で、2年おきに開催されます。

その、いわば“大学生のオリンピック”の女子ジャイアント・スラロームで、安藤麻(東洋大)が優勝しました。これまでスーパーGで銅メダルを獲得し、アルペン・コンバインドでも4位と好調だった安藤。今大会ふたつめのメダルは金色で、しかもFISポイント6点という嬉しいボーナスもつきました。

1本目を0秒68差の2位で折り返した安藤は、2本目で鮮やかな逆転。2本目でミスが目立った2位デシリー・アイレック(スロヴェニア)に1秒13の大差をつける圧勝でした。 映像で見る限り、コースは中・緩斜面中心でそれほど難しそうな印象は受けませんが、スタート地点の標高が高く、しかも1本目は1分15秒もかかるロングコース。体力的にかなりきつかったのではないでしょうか。 実力的に見れば、出場選手のなかに強敵はそれほどおらず、安藤の順当な勝利ともいえますが、勝つべきレースできっちり勝つのはけっして簡単なことではありません。冷静な試合運びと高い集中力でつかんだ勝利といえるでしょう。

今月半ばには、サン・モリッツ世界選手権が控えています。彼女にとって初のビッグイベントですが、良いイメージをもって臨めるでしょう。2月6日にはユニバーシアードのスラロームが残っていますが、こちらも彼女の得意種目。こうなったら、もうひとつ金メダルを取ってサン・モリッツに乗り込んでほしいものです。


安藤麻(東洋大) 写真はフラッハウでのスラローム第6戦 (Photo:Yuki Uchida)

安藤麻(東洋大) 写真はフラッハウのワールドカップ女子スラローム第7戦で撮影(Photo:Yuki Uchida)



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