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リンジー・ヴォンのドキュメンタリー番組「Chasing History」

いよいよサン・モリッツ世界選手権がスタート。今日は男子ダウンヒルのトレーニングランが行なわれます。 ところでこのビッグイベントに先立ち、注目選手のひとり、リンジー・ヴォンのドキュメンタリー番組「Charing History 」がヨーロッパ全土をカバーするスポーツ専門チャンネルEurosportで放映されました。 今季開幕の直前、トレーニング中に右腕を骨折。そこから苦しいリハビリを経てレースに復帰し、カムバック2レース目にして、早くもガルミッシュのダウンヒルで優勝するまでの軌跡(奇跡?)を追ったものです。 残念ながら現時点で日本で視聴することは、少なくとも合法的にはできないようですが、番組プロモーションとして、リンジー本人へのインタビューが公開されています。

いろいろな話題について話をしていますが、そのなかからいくつか興味深いポイントをご紹介しましょう。 まず、彼女が男子レースへの参加を強く希望していることについて、なぜそれほど男子と競い合いたいか、その理由を語っているのが印象的でした。

「私はこれまで何度も男子と一緒にトレーニングをしたことがあるけれど、

彼らは私を限界までプッシュしてくれるので、より速く滑れる。 男子はレースへのアプローチが女子とは違う。 とくにラインのとり方が違うと感じる。 そんなあれこれを、彼らと色々話すのが大好き。 とにかく男子は私のスキーを次のレベルに押し上げてくれる。 実現するかどうかはわからないが 春にコーチがFISに要望を出してくれる。 勝てるとは思わない。 でも実現したらとても楽しいだろう」

またインタビュアーに促され、一問一答で今大会の優勝者を予想しています。

男子スラローム Q マルセル・ヒルシャーかヘンリック・クリストッファーセンか? A クリストッファーセン(即答) 男子ジャイアント・スラローム Q マルセル・ヒルシャーかアレクシー・パントュローか A パントュロー(即答) Q ヒルシャーは勝てない? A もちろん力はあるけれど、世界選手権で勝つのは簡単じゃない Q 男子ダウンヒルは A ベアト・フォイツ Q 男子スーパーG A うーん、チェティル・ヤンスルッドかアレクサンダー・オーモット・キルデ。 どちらか決めるのは難しいけれど、ふたりのうちどちらかが勝つと思うわ。 Q じゃあ、女子ダウンヒルは? A リンジー・ヴォン!


腕の状態はまだ100%ではないようですが「もう大丈夫! 自分で髪を結んでポニーテールにもできるし」だそうです。 おそらくダウンヒルとスーパーGに出場すると思われるリンジー・ヴォン。不屈の闘志でレースに挑み続ける彼女の滑りに注目したいと思います。

インタビューへのリンク↓


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