ワールドカップ・ファイナル(アスペン)
2016/17シーズン最後のワールドカップ取材でアメリカにやってきました。昨日はデンバーに一泊し、夕方アスペン入り。下の映像が道中の様子です。
明日からは男女ダウンヒルのトレーニングランが始まります。 発表されたスタートリストを見ると、驚いたことにマルセル・ヒルシャーの名前があります。ヒルシャーは、コンバインドのダウンヒルを除けば、過去ワールドカップのダウンヒルに出場したことは一度もありません。現在彼のワールドカップポイントは1425点。2位のチェティル・ヤンスルッドに454点もの差をつけ、すでに6年連続6度目の総合優勝を決めている彼が、なぜダウンヒル最終戦に出場するのでしょうか? トレーニングだけでなく、本当にレース本番も出場するのでしょうか? 現時点では大きな謎ですが、とにかく明日、彼はダウンヒルのトレーニングランを滑ります。

ちなみにヒルシャーの次に滑るサム・モース(アメリカ)は、3月8日に行なわれたジュニア世界選手権のダウンヒルチャンピオンです。
そして、もうひとつ注目したいのが、女子ダウンヒル最終戦のTDを日本の加藤清孝さんが務めることです。初のワールドカップTDということですが、とても大変なお仕事、ぜひ頑張っていただきたいと思います。詳しくは加藤さんご自身のブログを御覧ください。
