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ロシニョール・スプリングフェスティバル2017

先週末は(日曜日の夜行日帰りでしたが)、ロシニョール・スプリングフェスティバルの取材で野沢温泉スキー場へ行ってきました。 明け方から雨が降り出しましたが、次第に回復に向かい、昼頃にはほぼ快晴に。 ところが、ゴンドラの故障で予定されていた雪上イベントは中止。豪華賞品を賭けたジャンケン大会だけで終了という残念な事態になってしまいました。 毎回、海外からトップレーサーを招いて行なわれるロシニョール・スプリングフェスティバルですが、今回のゲストはフリーダ・ハンスドッター。スウェーデンのスラローマーで、昨シーズンはワールドカップのスラローム種目別女王となった選手です。

2016/17シーズンは フラッハウのナイトスラロームで優勝

そんな実績のわりには、日本ではほとんど知られていなかったようですが、今回の来日で少しは認知されると良いと思います。 ワールドカップで4回の優勝、世界選手権ではメダル3つ。 素晴らしい実績ですが、2位に17回もなっている不運のレーサーでもあります。 その日の夕方までに東京に戻るというタイトなスケジュールの中、インタビューの時間を15分間いただきました。 ワールドカップの共同記者会見では、あまり饒舌に話すタイプではないので、どれだけ話してくれるか不安もあったのですが、にこやかに率直な話を聞かせてくれました。 彼女の生まれ育った場所は、ほぼ平地で、近くには高い山がありません。 長いコースで練習するには、何時間もかけてスウェーデン北部の大きなスキー場に行くしかなかったそうです。でも 「たとえ小さな丘でも、何本も何本も練習すれば同じこと」と、環境の貧弱さについてはハンディキャップとは思わなかったというのが印象的でした。 現在32歳。「おそらく競技生活はあと2シーズン」だそうですが、来年の平昌五輪、そして2年後の2019年に地元スウェーデンで迎える世界選手権での活躍を期待したいと思います。

初めての来日をめいっぱい楽しんだ様子だった

なお、このインタビューの模様は、月刊スキージャーナル6月10日発売号に掲載します。 そちらも、よろしくお願いします。

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