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ナショナルチームの新メンバー発表

去る7月15日、2017/18シーズンのアルペン・ナショナルチームの陣容がようやく発表になりました。実質的にはすでに新生ナショナルチームとしてスタートは切られていましたが、この日行なわれたSAJ理事会の承認をもって正式に決定されたわけです。

新しい強化指定選手は全部で16名(男子9名女子7名)。昨シーズンは22名が強化指定選手でしたが、今回さらに縮小されました。他の競技、ノルディックやフリースタイル、スノーボードと比べると、もっとも少ない人数。現在のアルペンチームの置かれた状況を象徴するような厳しいチーム編成となりました。

この表では区分されていませんが、松本達希、小山陽平、加藤聖五、若月隼太、相原史郎、荒井美桜、富井雪奈の7名はいわゆるtotoチーム(スポーツくじの財源からの競技力向上助成事業)、そして君島王羅、今井勢弥、水谷美穂、前田理利の4人の中学生はユースチームとしての活動となります。いずれも2022年の北京五輪、さらにはその次の五輪を視野に入れた長期的な強化の対象となる選手。したがって、トップチームに位置づけられるのは湯浅直樹、大越龍之介、長谷川絵美、石川晴菜、安藤麻の5人です。 また同時にコーチングスタッフも正式に名前が発表されました。昨年までジュニアチームのコーチを務めていた滝下靖之氏が男女のヘッドコーチに就任し、チーフコーチは男子が大瀧詞久氏(留任)、女子が長田新太郎氏(新任)という布陣です。またチームヒルシャーでの1年間の修行の後、昨年度は女子チームを担当していた安食真治氏は、今季は男子シニアコーチに異動となりました。

オリンピックを控えたシーズンとしては、かなり思い切ったコーチ人事です。従来、大きな改革はオリンピックシーズンの終了後に行われるのが常でしたが、今回それを1年前倒ししたわけです。裏を返せば、それほど事態は急を要するということでしょう。競技本部長を兼任する皆川賢太郎常務理事は、8月1日付でさらにアルペン部長の職にも就く予定。彼の進めるスピード感のある改革が、良い方向に出ることを期待したいと思います。


左から 安食真治チーフコーチ 石川晴菜 松本達希 若月隼太 加藤聖五 滝下靖之ヘッドコーチ

さて、そんな新生ナショナルチームの最初の活動を取材してきました(とはいっても、もう1週間も前の7月12日のことですが)。 8月からのヨーロッパ遠征を控え体力測定とメディカルチェック等の準備です。取材当日は石川、松本、加藤、若月の4選手が参加。また滝下ヘッドコーチと、安食コーチも参加していました。

4選手には、それぞれ簡単なインタビュー。今日の時点ではまだ松本選手しか編集が終わっていませんが、近日中に他の3選手のインタビューもアップできると思います。

また、滝下新ヘッドコーチとは、じっくり話ができました。こちらは月刊スキージャーナルの来月号(8月10日発売)に掲載予定ですので、ぜひ御覧ください。

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