来週末は海外ワールドカップ選手の来日ラッシュ
4月に入った途端、冬に逆戻り。さすがに今日から暖かくなりましたが、スキー場から雪が消える日も少し先伸ばしになったようです。 そんななか、来週末4月13〜14日は、海外から4人のワールドカップレーサーが日本にやってきます。
まず北海道のキロロリゾートにはウェンディ・ホルデナー(スイス)が来日し、HEAD Japan による2019ユーススプリング育成レーシングキャンプに参加します。ホルでナーは、今季のワールドカップ総合3位、オーレ世界選手権ではアルペン・コンバインドで金メダルを獲得したスイスのエースです。このキャンプには彼女の他にも向川桜子、新賢範といった日本のワールドカップ・レベルズも参加。内容の濃いイベントになるでしょう。

ウェンディ・ホルデナー(スイス)
また志賀高原で行なわれるアトミック・オールスターキャンプには、マルク・ディグルーバー(オーストリア)がやってきます。スラロームのスペシャリストで、今季のランキングはスラローム25位。前回の苗場大会では5位に入賞したのを覚えている方も多いのではないでしょうか。彼以外にも、オールスターの名にふさわしく、湯浅直樹、加藤聖五、安藤麻ら日本のトップ選手、今年の全日本スキー技術選手権の覇者、武田竜ら豪華メンバーが揃う注目すべきイベントです。

マルク・ディグルーバー(オーストリア)
スラロームのランキングでそのディグルーバーのひとつ上、24位となったのがジュリアン・リゼロー(フランス)。彼は昨年に続き、サロモンのレーシングキャンプにゲストコーチとして招かれました。ワールドカップ最年長で、ただひとりの1970年代生まれ。今年はキャンプだけではなく、その前にキャンプと同じ野沢温泉スキー場で行なわれるFISレースにも出場。ワールドカップ直送の滑りを見せてくれます。

ジュリアン・リゼロー(フランス)
同じく野沢温泉には、ロシニョール・スプリングフェスティバルのゲストとしてライフ・クリスチャン・ネストヴォルド-ハウゲン(ノルウェー)がやってきます。おそらくワールドカップ史上もっとも長い名前の選手で、とくにGSで高い実力を持つ技術系レーサー。今季のワールドカップでは3回トップ10に入り、GSの種目別ランキングは13位でした。毎年海外のトップ選手を招聘するこのフェスティバルですが、男子選手は4年ぶり。ハウゲンの迫力ある滑りは見ものです。

ライフ・クリスチャン・ネストヴォルド‐ハウゲン( ノルウェー)
それぞれ詳細は以下のリンクを参照してください。
HEAD ユーススプリング育成レーシングキャンプ(3月25日の記事を御覧ください)