

真冬の夜の 夢のようなレース
約5万人の大観衆でふくれあがったシュラドミングのスラローム。The Night Raceと呼ばれ、ワールドカップでもっとも熱狂的に盛り上がるスラロームレースだ。観客が盛り上がれば、レーサーも燃える。過去数々の名勝負が繰り広げられてきたナイトレースは、今年もとてもスリリングな...


クリストッファーセン ついにヒルシャーを破る!
前日の夕方からふたたび降り始めた雪は、朝になっても勢いを増すばかり。今年のハーネンカム大会最後の種目スラロームは、タフな気象条件のなかで行なわれました。 早朝の時点で積雪はすでに30cm超。それでも夜を徹したコース整備によってキッツビュールのスラロームコース「ガンスラン」...


ふたたびの挑戦-石井智也
アルペンレースを取材していると、どんなシーズンでも嬉しいニュースと残念なニュースがあります。たとえば昨シーズンならば湯浅直樹(スポーツアルペンSC)の復活という明るい話題がありました。ヴァル・ディゼール(フランス)で4年ぶりの10位以内をとなると、マドンナ・ディ・カンピリオ...


ハーネンカムDHの勝者は伏兵トーマス・ドレッセン
ワールドカップでもっとも多くの観衆を集めるのがキッツビュールのハーネンカム大会ですが、そのなかでも3日間の大会期間中、もっとも熱狂的な盛り上がりを見せるのがダウンヒルです。正式な観客数はまだわかりませんが、今季も会場は凄まじい数の観客で埋まりました。しばらく続いていた悪天候...


異例ずくめのハーネンカム・スーパーG
キッツビュールで行なわれている第78回ハーネンカム大会は、いよいよ今日からレースが始まりました。初日の競技はスーパーG。今季のワールドカップではスーパーG第4戦となります。 チロル地方は週のはじめからぱっとしない天候が続いていましたが、この日も依然として悪天候。キッツビュ...


優勝候補たちは死んだふり? ハーネンカムDH第2トレーニングラン
1日半降り続いた雪がようやく止み、今日のキッツビュールはダウンヒルのトレーニングランが行なわれました。ただし、湿った雪が大量に積もったため、とくにコース下部のコンディションが悪化。前日の段階で、すでに「プランB」として検討されていた短縮コースでのトレーニングランとなりました...


ヨーロッパカップGSとハーネンカムDHのトレーニングラン
昨日は、キッツビュールのお隣、キルヒベルクで行なわれたヨーロッパカップ男子GSを見に行きました。カリッカリに凍った約1分20秒のコース。長く変化に富み、しかもハイスピードなコースセットということもあり、ワールドカップと遜色のないとてもタフなレースでした。日曜月曜での2連戦で...


バンピーな高速スーパーGを制したのはGS巧者のF・ブリニョーネ
どうにもこうにも天気が良くならないバート・クラインキルヒハイム。今日は本来ならば女子のダウンヒル第3戦の予定でしたが、昨日までにトレーニングランが1本もまともに消化できていないので、ルールによってレースができません。昨日はダウンヒルのスタート地点からスーパーGのスタート地点...


フラッハウの女子ナイトスラローム。シルトを逆転し シフリンがスラローム7連勝
1月9日に行なわれたワールドカップ女子スラローム第8戦の舞台は、オーストリアのフラッハウ。サルツブルクから約1時間と比較的便利な場所にあり、あのヘルマン・マイヤーの出身地としても知られるスキー場です。もっともスケールは中規模で、1990年代からワールドカップの会場に使われる...